練馬で行われた署名運動(写真提供=朝青東京)

12月1日から始まった朝鮮幼稚園への幼保無償化適用を求める署名運動が、各地で広がりをみせている。

朝青東京が主催し昨年12月20日、署名運動が行われた。この日、朝青東京が独自で行った署名運動は、現在全機関、同胞的に行われている署名運動に呼応し行われたもの。同日、練馬文化大ホールで、映画「カウンターズ」東京プレミア上映会&トークセッションが行われることに合わせ、会場に署名用の特設ブースを設置する形で進められた。当日、朝青員たちは、映画を見に訪れた観客を対象に、約2時間で222人から署名を集めた。

朝青員たちの熱心な呼びかけに、会場を訪れた多くの人々が署名に賛同した。(写真提供=朝青東京)

署名運動に参加した金永主さん(朝青東京・北支部)は「東京に来て一年目ということもありいろんな場所に顔を出すことで何か繋がりができたら署名に参加した」と経緯を述べた。

金さんは「お願いをしなくても自主的に署名してくれる方も多く、短時間で200以上の署名を得ることができて良かった」とし、「このような場所に出向き署名運動を行うことで、多くの人たちが理解や連帯を示し、より大きな声で運動を繰り広げることができると思った。次の機会があればまた参加したい」と感想を述べた。

金剛山歌劇団・埼玉公演(2019年12月24日)の会場でも署名ブースが設けられた。

朝青東京都本部の梁翔泰委員長は、「昨年11月2日の全国集会でも朝青員たちが率先して参加し声をあげたように、現在、朝青東京では、幼保無償化を東京からまず適用させようという思いで積極的に運動している」とし、「年始からは、各地で毎週街頭アピールを計画している。当面は、2月までに4千署名を集めることを目標に、朝青員たちが先頭にたち、幼保無償化制度適用という結果を手繰り寄せたい」と意気込んだ。

(朝鮮新報)