「幼保無償化を求める朝鮮幼稚園大阪保護者連絡会」が発足した

朝鮮幼稚園を含む各種学校認可の幼児施設が対象外となっている「幼保無償化」と関連し、大阪府において「幼保無償化」を求める運動の主体を担う「幼保無償化を求める朝鮮幼稚園大阪保護者連絡会」が7日に発足された。

同日、東成区民センター(大阪市)で各学校幼稚班の代表者会議が行われ、総聯大阪府本部の玄完植副委員長兼教育部長、池昇哲権利福祉部長をはじめとする活動家たち、各大阪府管下8つの幼稚園の代表、保護者代表ら約30人が参加した。

会議では玄完植副委員長から「幼保無償化」の経緯や除外の不当性について解説がなされた。

また、問題に対応し行政当局に対する要請活動や抗議集会などの運動を展開していく方針が伝えられた。

会議に参加した生野初級付属幼稚園アボジ会責任者の李起守さん(39)は「朝鮮幼稚園の無償化除外は正当な理由がなく、明らかな差別で腹が立つ。

この権利を勝ち取るため、闘っていかなければならないと強く感じている」とし、会議の内容を同幼稚園アボジ会のメンバーらにも伝え、力を合わせて「幼保無償化」適用のための運動を展開していくと話した。

(金孝俊)