サイトアイコン 幼保無償化対策委員会

大阪地裁判決の意義語る/無償化連絡会・大阪、第5回オンライン学習会

無償化連絡会・大阪」が主催する第5回オンライン学習会が9月30日に行われた。

「朝鮮高級学校無償化を求める連絡会・大阪」(「無償化連絡会・大阪」)が主催する第5回オンライン学習会「対談・第一審勝訴に導いた専門家たち~」が9月30日に行われた。

「無償化連絡会・大阪」では、昨年以降、高校無償化や幼保無償化など、朝鮮学校を除外した日本政府による排他的な政策と、それに反対し各地で行われてきた裁判闘争などの取り組みをテーマに、オンライン学習会を重ねてきた。5回目となった今回は、各地5ヵ所で行われてきた無償化裁判のうち、文科大臣の不指定処分を違法であるとして取り消し、子どもたちが朝鮮学校で学ぶことの正当性を認めた大阪地裁判決と関連して、「第一審勝訴への道のり、その理論的な位置づけ、判決の歴史的意義」などを考える目的で開催された。

パネリストには、大阪無償化裁判で、専門家の立場から意見書を執筆した田中宏さん(一橋大学名誉教授)、伊地知紀子さん(大阪市立大学教授)の両氏と、弁護団団長を務めた丹羽雅雄さん(弁護士)が招かれた。またコーディネーターを弁護団の一員である金英哲さん(弁護士)が務めた。

パネリストたちは、訴訟前からの朝鮮学校との関わりや、専門的な視点と分析、調査に基づき提出した意見書の内容とその影響、同種訴訟で唯一の勝訴となった大阪地裁判決の意義などについて語った。

(韓賢珠)