シンポジウム「高校無償化・幼保無償化除外の現状と今後の展望」が2月20日、兵庫県神戸市内の施設で行われた。これに同胞と日本人、約60人が参加した。

シンポジウムに同胞と日本人、約60人が参加した。

シンポジウムを主催した「日朝友好兵庫県民の会」では、これまで毎月JR「三ノ宮」「元町」駅前で朝鮮学校に対する日本の差別政策の是正を求めて宣伝活動や署名を集めてきた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて街頭での活動を停止していたが、「朝鮮学園を支援する全国ネットワーク」の呼びかけに応じて「すべての子どもたちに学ぶ権利を!2021朝鮮学校差別反対全国一斉行動」の一環としてシンポジウムを開き、本格的な活動を再開することにした。

シンポジウムは神戸朝高吹奏楽部のミニコンサートで始まった。

続いて宮本博美幹事長のあいさつと水岡俊一参議院議員、総聯中央権利福祉局の任京河副局長の基調報告があった。

また、県下の朝鮮学校を支援する各団体からの報告もあった。

県民の会の坂本三郎代表委員(部落解放同盟兵庫県連合会委員長)はシンポジウムを機に朝鮮学校を支援する活動に大きな前進をもたらそうと呼び掛けた。

【兵庫支局】